性器ヘルペスの原因
性器ヘルペスは性感染症(STD)のひとつに数えられ、感染の原因は主に性行為にあります。主というだけで性行為が必ず性器ヘルペスの感染原因になるかというと、そうではないことを記憶にとどめておく必要があります。
性器ヘルペスは単純ヘルペスの2型が主なウイルスですが、1型が多い口唇ヘルペスが本人の手によって性器に運ばれて1
型が下半身に感染して症状が起こる可能性などもあります。また、感染している方と同じタオルを使用して感染してしまったり、便座から感染するなどの可能性もゼロではありません。
掲示板などで自分に心当たりないのに、相手が浮気して自分が感染したなど、浮気問題などに発展していることがありますが、感染していても全く症状がなかったり、特に男性では再発時はとても症状が軽く気付かないことが多くあります。さらに感染しても約6割の方は自覚症状がありません。いつ感染したのかを特定するのは、ケースにもよりますがかなり難しいと考えられます。
とはいえ、性器ヘルペスは性交渉によって感染することが主原因であることにちがいはありません。症状が出ている時には性交渉は避けるべきですし、症状がない時でもできるだけコンドームを使用することが推奨されます。