口唇ヘルペスの治療内容と注意点
口唇ヘルペスの症状で医療機関を受診すると、ウイルスの活動を抑制するために抗ウイルス薬を使った薬物療法が行われます。症状の程度によって軽い方より塗り薬、内服薬、点滴投与が行われます。頻繁に再発してないなどの条件があれば塗り薬だけということもありますが、通常は内服薬も併用されます。
塗り薬は口唇ヘルペスの部位が広がらないように抑える役目を担い、内服薬はこれにプラスして、体内(神経節)に存在しているペルペスウイルスを抑制します。初めての感染などで重症の場合には点滴投与が行われますが、比較的軽症であっても病院によっては点滴を行うようです。また、症状が重ければ、入院加療が必要なこともあります。
薬を服用する場合でも薬に頼らず自力で治すとしても、口唇ヘルペスなどのヘルペスは患部を清潔にすることと、湿った状態にせず乾燥に気をつける必要があります。そのことを心がけているといないでは、ペルペスが治るまでの経過・期間がちがいますので、早く治すためにも清潔と乾燥に気をつけるようにしましょう。
患部を清潔にするためには、石鹸など刺激のあるものは使わずに、水だけでできるだけやさしく洗います。そのあとは、タオルを使ってきちんと乾燥させることを心がけてください。
万一、水ぶくれが破れてしまった場合には、アルコール消毒を行うようにしましょう。また、水ぶくれを潰すと早く治るような気がするかもしれませんが、逆効果ですので絶対に行わないようにしましょう。