歯科治療で口唇ヘルペスに?
歯の治療を行ってヘルペスが発症する。「これって何の関係があるの?」と思われるかもしれません。歯の治療に限らずレーザーを使った治療でも、同様にヘルペスを発症してしまう可能性があります。レーザーによる顔のシミ除去、レーザーを使ったレーザー脱毛などでも、ヘルペスを呼び覚ましてしまう可能性があります。
ヘルペスウイルスは、一度感染すると人間の体から完全にはいなくなるわけではありません。ヘルペスウイルスは人間の神経節に巣食います。このウイルスをやっつけるには、再生しない細胞を壊してしまわなくてはなりません。しかし、再生できない細胞を壊すわけにはいきません。ですので、人体からヘルペスウイルスを完全に排除することは不可能です。
その神経節に存在しているヘルペスウイルスを、歯科治療やレーザー治療を行う刺激で発症させてしまうことがあります。たとえば、「レーザー脱毛ではヘルペスが完治してからの施術になります。」などと書かれていることもありますが、そのレーザー脱毛によって折角綺麗になった肌にヘルペスが発症したら、やはり困ってしまいます。ヘルペスが発症していない時であっても、施術前に危険性や可能性などの説明を受けるようにした方が懸命です。